「ねえ、もし宝くじ100万円当たったらどうする?」 「うーん、あ、二人でパリに行こ。世界一のおしゃれシティ!」 「パスポート取らなきゃ!」 「やっほー! ねえ、聞こえたかな向こうの人」 「へーあれが日本一の吊り橋?」 「そう! 長いね、あとで渡ろう…
「あなたが恋しいわ」 そう素直に言える女性が羨ましかった。 私が自分の意見を言えるのは、せいぜいカクテルのオーダーくらい。 夜の闇に溶けるように「なんちゃって」で、ごまかせるのなら。 伝えたい……かもしれない……って気持ちも、ないことはないけれど…
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