2018-01-01から1年間の記事一覧
映画『少女邂逅』の舞台となった群馬県高崎市にあるガストにて生み出された「放課後クリームソーダ」。映画のムードを纏いながら元少女たちが邂逅しました。
「ねえ、もし宝くじ100万円当たったらどうする?」 「うーん、あ、二人でパリに行こ。世界一のおしゃれシティ!」 「パスポート取らなきゃ!」 「やっほー! ねえ、聞こえたかな向こうの人」 「へーあれが日本一の吊り橋?」 「そう! 長いね、あとで渡ろう…
「あなたが恋しいわ」 そう素直に言える女性が羨ましかった。 私が自分の意見を言えるのは、せいぜいカクテルのオーダーくらい。 夜の闇に溶けるように「なんちゃって」で、ごまかせるのなら。 伝えたい……かもしれない……って気持ちも、ないことはないけれど…
ジブリの映画「耳をすませば」の聖地、東京都多摩市。 その駅ビルに昔ながらの喫茶店がある。 そんな昔ながらの喫茶店で、真緑のクリームソーダが出てきた。 緑と白のコントラストが眩しくて目を細める。 お菓子お菓子しいほどに緑のクリームソーダを飲んだ…
まだ暑さの残る時期だった。 閑静な住宅街にあらわれるカラフルなフルーツ、それから、笑っちゃうくらい歴史を感じる看板。 「フルーツパーラーたなか」。 なんとなくショーケースの中の、嘘みたいな色合いのパフェだとかかき氷だとかを眺めていたら、 店主…
「泣き出しそうな空」なんて言うけれど、おそらくわたしの方がやばい。 ビルの8階にカフェを見つけて駆け込んで、クリームソーダをオーダーした。 浅草の雷門と同じ赤いソーダはいちご味。 アイスと相まって死ぬほど甘かった。 どこでもいいからひとりになり…
「今考えると、あれが初恋だったな」 と、彼女がこぼした。 「好きの気持ちが消えてしまった今、とても不思議な感じ」 銀座のシャネルで写真展を見たあと、 いつもなら流行りのカフェにしか入らない私たちが足を運んだのが純喫茶だった。 お目当ては透明のク…
夏も終わりにさしかかっていたころ、人知れずクリームソーダユニットが結成されました。「 #休日クリームソーダ日和 」にて、関東を中心にクリームソーダ情報を発信していきたいと思います。 初めてのクリームソーダは、自作クリームソーダをご紹介。 しかも…